リウドプランド『報復の書 附・オットー治世の歴史』

クレモナのリウドプランド(著)
『報復の書 附・オットー治世の歴史』


サイズ:A4/168頁
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歴史家でありクレモナ司教のリウドプランド(920年頃-972年)が著した『報復の書』『オットー治世の歴史』の邦訳(英訳からの重訳)を収めた同人誌です。2021年6月現在他では読めない本邦初訳の作品です。
『報復の書』は9世紀末から10世紀前半(887-949年)のイタリア、ドイツ、ビザンツ帝国での出来事を扱う全6巻の歴史書で、『オットー治世の歴史』は961 年に開始された第二次イタリア遠征から964 年までの皇帝オットー1世のイタリアでの事績を記した小品です。
イタリアで生まれ、ドイツの皇帝に仕え、そして(近年(2019年)大月康弘氏により邦訳された『コンスタンティノープル使節記』でもその様子が活写されているように)ビザンツ帝国への使者を務めるなど豊富な国際経験を持ち、オットー1世の側近として活躍したリウドプランドの『報復の書』、『オットー治世の歴史』は中世の9世紀末から10世紀前半のイタリア、ドイツ、ビザンツ帝国に関する当事者の貴重な記録であり、解説書などでもしばしば引用される面白い逸話をいつも収めた一級の古典です。
中世のドイツとイタリア、そしてビザンツ帝国の歴史に関心がある方、同じ著者の『コンスタンティノープル使節記』を読んだ方ならば楽しめる本であると思われます。
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