アッピアノス、重訳版『内乱史』第4巻

アッピアノス(著)
重訳版『内乱史』第4巻
――三頭派と共和派の死闘――


サイズ:A5/80頁
配布価格:1100円(コミックマーケット102での会場価格)/1300円+送料370円(BOOTHでの通販価格)
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ローマ帝政期の歴史家アッピアノスが著した『ローマ史』の中の、紀元前133年のグラックス兄弟の改革からアウグストゥスによる帝政樹立までのいわゆる「内乱の1世紀」の出来事を記録した『内乱史』の英訳(ホレイス・ホワイト訳)からの重訳です。
今回訳出した第4巻では紀元前43年のオクタウィウス(オクタウィアヌス)、アントニウス、レピドゥスの三者による第二次三頭体制の成立と彼らによる公権剥奪による粛清、これらと同時並行で進んだカッシウスとブルートゥス率いる共和派による東方の掌握、そして三頭派と共和派の天下分け目の決戦となった紀元前42年のピリッポイの戦い(フィリッピの戦いとも)までを記述しています。また、英訳者がキケロの死に様に関する記述を様々な史料から抜粋した付録も訳出しました。ローマ史に興味がある方はもちろんのこと、ローマ史に限らず凡そ歴史好きであれば興味深く読める本となっております。
ちなみに本邦初訳です。
また、例によって例の如く検索や保存に便利な本文のpdfファイルをおまけとしてお付けします(会場、通販いずれも)。
試し読みはこちら(pdfファイルが別窓で開きます)(目次と本文の第1章)。

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